最近はかわいくておしゃれなコサージュも沢山出ています。入園式や入学式、あるいは卒園式や卒業式のママのコサージュはどうしようかな・・・思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スーツ・ジャケットにつけるコサージュは、必ずしもスーツと同じ生地である必要はありません。
コサージュは、大きく分けて「造花のコサージュ」と「生花コサージュ」の2種類・タイプがあります。
フォーマル向けに使うとおすすめなのが以下です。
造花コサージュ
造花のコサージュは、昔からありましたが 現在はおしゃれ度も品質も昔以上にアップしています。
なかでも、シルクフラワー(別名アーティフィシャルフラワー、アートフラワーと言われるもの) のコサージュは、見た目が生花コサージュ、あるいはそれ以上の華やかさと美しさから最近注目を集めているお花コサージュです。
シルクフラワー(アーティフィシャルフラワー)のコサージュ
シルクフラワーという名前ですが、シルク(絹)ではありません。見た目がとても精巧で美しく、本物?と思ってしまうような繊細さは、まさにシルクというのにぴったりです。
繊細で透け感のあるオーガンジー、あるいはチュール素材を重ね合わせて作ったコサージュも、入園式や入学式、卒園・卒業式に良く合います。
ふんわりとして落ち着いた中間色のものも多く、服に合わせやすく使いやすいのが良いとこ。シルク素材のオーガンジーは、よりきめ細やかで繊細です。しかも、重さが軽いので、付けやすい。
服地と同じに、レース、サテン、ツイード、シャンタン、ベルベット生地のものや、スパンコールが付いたコサージュもあります。スパンコールは、あまりキラキラ光り過ぎないものがベター。なお、ベルベットは秋冬の素材ですので、卒業式・卒園式には 大丈夫ですが、入園・入学式には使えません。
ビーズ・パールなどのビジュー(bijoux)コサージュ
パールやスワロフスキークリスタル等のビジューも併用して、コサージュというよりブローチ・ピンのようなデザイン性のあるコサージュ。入園・入学式や卒園・卒業式のような昼間のフォーマル(しかも学校行事)は、光るものは良くないと思われがちですが、キラキラもポイント的に使われたものなら大丈夫。
生花のコサージュ(本物のお花のコサージュ)
生花コサージュ
何と言っても生花のコサージュは、フレッシュ。生花のコサージュって、どこで頼めばいいの?と悩みそうですが、普通にお花屋さんでお願い出来る事が多いもの。
生花のコサージュの価格目安としては、一つ1,500円位からと意外にお安い。2
生花コサージュは、弱いのでは?と思いがちですが、かなりもちます。コサージュも、基本的には花嫁さんのブーケと同じワイヤリング手法で作られます。涼しい春ならば、使った後も数日は小さなアレンジとして楽しめるはずです!
プリザーブドフラワーで作ったコサージュは、生花に劣らぬフレッシュ感でありながら、思い出とともに 長く残しておける所が良い点。使った後、生花以上に長い間 素敵なアレンジメントとして楽しめます。
ただし、プリザコサージュのお値段は生花よりも割高。
フォーマル向きでないコサージュ
コットンや麻素材のコサージュは、カジュアルな印象のものは、原則として フォーマル向きのコサージュではありません。皮革素材のコサージュも、一般的にはフォーマル向きではないと言われています。
ただし、最近のコサージュはかなりおしゃれ。ファッションの感覚も 時代と共に変化してきています。
「この素材だからダメ」と一律には言えず、最終的には「見た目」で判断すると良いと思います。例えば、綿(コットン)素材を使ったコサージュも、張り艶感を持たせたもの、革素材でも、エナメル(パテント)素材など かっちりした雰囲気のものは、フォーマルでも使えそうです。